闇金は自力で解決するのは難しい
闇金についてはテレビドラマやコミック誌でご存知とは思いますが、実際のところそんなに甘くはなく、取立てや嫌がらせで精神的に落ち込んでしまい、冷静な判断が出来なくなっている多くの被害者がいます。
自分だけで解決するのは難しい
結論から言えば、闇金に対して被害者の自力で解決することは、現実的にとても難しいと言えます。
被害者は自分が借入を始めてしまったという負い目がありますから,心理的に弱い立場にあり、闇金融に対して毅然とした態度をとることができません。
家族や周囲の人への嫌がらせがすでに始まっている時は、廻りの人と力を合わせて闇金と闘っていく方法もありますが、原因をつくってしまった本人が、周囲の人を説得して協力をお願いすることは難しいと言えます。
何故なら多くの場合、被害者は闇金に手を出した事を家族からも責められ、家族との関係もぎくしゃくした関係になっているからです。
闇金被害を解決するためには、警察や弁護士など法律家に依頼することが最も効果的です。
警察へ相談する
すでに闇金から暴力的な行動や、脅迫的な言動を受けているなど実被害を受けている場合は、警察への通報が有効になります。
ただ、警察は証拠がないと動かないことが多く、どの程度の対応をしてくれるかは警察署や担当警察官次第になります。
警察に動いて貰う為には、証拠集めや、被害届の提出、告訴、告発などの手続を行う必要があるので、実際に動いてもらうまでにある程度の時間が必要です。
弁護士に入ってもらう
弁護士が介入したあと、取立行為を直接本人におこなえば、それだけで貸金業法違反になります。
弁護士は被害者から依頼を受けると、一番はじめに弁護士が依頼を受けた事を知らせる文書を闇金に送ります。
この文書には取立行為を中止する事や、すでに支払った返済額の返還を要求することなどが書かれています。
090金融のような闇金に対しては文書が送れないので、直接電話をして弁護士が依頼を受けた事を伝え、取立行為をやめるように要求します。
闇金の中には、弁護士が介入した事を知っただけで取立行為をやめることもあります。
すぐにでも闇金の被害から解放されたいと思っておられる方は、まずは弁護士に相談してみましょう。